千葉大学災害治療学研究所

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災害治療学研究所第2回ワークショップを開催しました

令和5年3⽉21⽇
災害治療学研究所

 千葉大学災害治療学研究所では、地震や台風などの大規模災害や新興感染症などの脅威に対し、これまでの災害時の経験と本学の研究や知見を集約するとともに、あらゆる角度から人々の命と健康、生活の質を守る研究活動とその成果の社会還元の加速・実質化を図るため、災害治療学研究所第2回ワークショップを令和5年3月1日に開催しました。
 本ワークショップは、災害治療学研究所の各部門に所属する研究者が、研究内容の方向性について情報共有を行うことを目的としています。三木隆司所長の冒頭あいさつでは、「各研究者が自身の研究を発展させるために、どのような連携ができるか議論したい」と意気込みが語られました。当日は会場参加者52名、Web参加者16名の計68名が参加しました。

 ワークショップでは、災害治療学研究所に所属する6名の研究者から、自身が保有する最先端の研究シーズの特徴や強みを発表するとともに、これらのシーズを用いた異分野共同研究の可能性について意見交換が行われました。
 また、「災害治療学研究所の共創研究のこれまでとこれから」と題した自由討論が行われ、研究所内の他部門との連携から、シーズの発展に向けた活発な議論が行われました。

 本ワークショップでは、各発表の要所で「連携・協働」がキーワードとして掲げられていました。今後は異分野融合の研究のみならず、災害治療学研究所の枠を超えた民間企業や研究施設との連携からシナジー効果を生むことが期待されます。また、本研究所の16部門それぞれの集団が核となり、相互に連携しながら『千葉大モデル』を構築し、さらに将来的には千葉大学から外部に展開していくことも今後の展望となります。
 質疑応答では、本学の研究者や鈴木和男客員教授(災害治療学研究所)などからも積極的な発言があり、田中知明副所長からは、「本日のディスカッションをもとに、共に未来をつくる共創的な研究を発展させるための知恵やアイディアを得て、今後の研究活動に役立てていただきたい」とコメントがありました。
 ワークショップ終了後には、会場に集まった研究者同士で新たな共同研究に向けた議論や打ち合わせが行われるなど、開催成果が早速あらわれるものとなりました。

14三木所長.jpeg三木隆司所長による研究シーズの紹介

26集合写真①.jpeg災害治療学研究所の所属研究者およびワークショップ参加者

  17ディスカッション④.jpeg  

ディスカッションの様子① 

18ディスカッション⑤.jpeg

ディスカッションの様子②

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