千葉大学災害治療学研究所

概要

概要

設置の概要

千葉大学災害治療学研究所は令和元年房総半島台風を教訓として、地震や台風・豪雨などの自然災害だけでなく、感染症災害や放射線・原子力災害など、多様化・複雑化する災害リスクに対して、持続可能でレジリエントな社会構築を目指して設立された。日本初の「災害治療学」に特化した研究所として、災害に伴う多種多様な健康被害への対応に、革新的な取り組みを行っている。本研究所のミッションは、災害の急性期から慢性期にわたる様々な健康問題に対処するために、医学、薬学、看護学などの医療系の枠組みを飛び越えて、工学や社会科学、情報工学など幅広い専門分野を融合した学際的研究を推進することである。特に、ストレス関連疾患や感染症、生活習慣病、さらには災害後の精神的・社会的影響や災害復興も研究している。

災害治療学研究所は18研究部門から構成され、4系統の共創的研究教育クラスター(災害治療学研究コアクラスター、ベーシックサイエンスクラスター、クリニカルサイエンスクラスター、ソーシャルサイエンスクラスター)を多角的・融合的に形成する。このように、従来の研究の枠組みと教育研究組織構成の垣根を大きく飛び越えて、新たな共創的スタイルで災害治療学研究推進と人材育成の推進、災害疾患情報ネットワークの構築を行う。ポストコロナ社会の生活様式の変革に対応した安心・安全の社会構築に貢献する。

設置の概要
概要組織図

プライバシーポリシー