千葉大学災害治療学研究所

ニュース・イベント情報

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「災害治療学シンポジウム in 千葉 2025」 を開催しました

令和8年1月15日
災害治療学研究所

令和7年11月22日(土)に西千葉キャンパス けやき会館にて「災害治療学シンポジウムin千葉2025~災害と向き合う人づくり・社会づくり~激甚化する災害にそなえる地域社会づくり~」を開催しました。本シンポジウムは国立大学協会の支援のもと、「レジリエント社会・地域共創シンポジウム」の一環として採択された事業です。

多様化・激甚化する災害リスクに対し、日本初の「災害治療学」に特化した拠点である千葉大学災害治療学研究所が、持続可能でレジリエンスの高い社会の実現を目指して開催いたしました。

特に、令和元年の房総半島台風などの教訓から浮き彫りとなった、発災時の医療・物資供給の分断という「ラストワンマイル」の課題解決を主眼に置いています。大学の知的資源、行政(千葉市)の活動フィールド、そして産業界(宇宙・ドローン等)の先端技術を融合させ、有事に機能する具体的な支援システムの構築と、それを支える「人づくり」を推進することを目的といたしました。

また、学生から医療・行政関係者、一般市民の皆様まで幅広い層を対象とすることで、専門的な知識の共有のみならず、地域全体の防災意識の向上と次世代への教訓継承を意図しております。

1部:「大学生と教員に問う」 医学部学生による機能別消防団(CUMST)の活動や、東日本大震災の経験を糧にした能登半島地震でのボランティア報告が行われました。学生が医療従事者と市民の中間的な立場で「自分たちに何ができるか」を自問自答し、実践する姿は、参加した多くの方々から「誇らしい」「素晴らしい」といった共感を集めました。次世代の防災リーダー育成において、大きな手応えを得ることができました。

2部:「災害に備える共創のチカラ」 産学官による具体的なソリューションが提示されました。千葉市との連携による都川上空を活用した「ドローン医薬品搬送」の実証実験や、スカパーJSATによる衛星通信インフラの確保など、最先端技術を災害治療に組み込む試みが紹介されました。展示エリアでのC-TAT(災害治療用特殊車両)のデモンストレーションも相まって、参加者の皆様は「地上・空中・宇宙」が多層的に繋がる現代的な防災観を深めることができました。

今回の災害治療学シンポジウムの動画はこちら(千葉大学公式YouTube)からご視聴いただけます。

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